やや上級者向け⚠️
~URL・メルアドで使える独自ドメインの選び方&契約方法~
本サイトLuxcess TechのURLを始め、naokiluca.com・nikukyu.com・mikeneko.loveなどなど数多くの独自ドメインを使い分けているLUCA。
覚えてもらいやすいホームページのURLや短く伝えやすいメールアドレス等様々な用途に使えるということもあり、こういったドメインを利用している人は今でも数多くおり、X(旧Twitter)のドメイン「x.com」を含め1文字.comの希少ドメインには10億円以上の価値が付くこともあります。
今回はやや上級者向けになってしまいますが、そんな独自ドメインを取得し、メールアドレス等に使う方法を簡単にご紹介したいと思います。
👩🦯➡️今回ご紹介するウェブサイト・サービスについても、最低限スクリーンリーダーで利用できることを確認してから掲載しています。
0️⃣前提: 独自ドメインの仕組みについて
ドメインの取得・利用方法について詳しくご説明する前に、まずは「ドメイン」の前提知識について見ていきたいと思います。なお概要や仕組みについて既にご存じ、もしくはご興味がないという方は次項からご覧ください。
1. そもそも「ドメイン」って何?
ウェブ上の住所を示す「IPアドレス」という覚えづらい数字の羅列を置き換え、「example.com」のように誰でもわかりやすい文字列にしたものです。
ウェブサイトの住所を表す「URL」に使われる他、メールアドレスの一部や各種サービスの名前・ID等としても使えます。
2. ドメインは誰が「保有」しているの?
ドメインはユーザが「買い取る」ものではなく、利用料を払って「使わせてもらう」ものです。
主に下記4者間で回っています。
- (1) ICANN / IANA(調整役)
- 世界のドメイン体系やポリシーを調整する団体
- (2) レジストリ(TLDごとの元締め)
- .com なら Verisign、.jp なら JPRS のように、TLDごとに「台帳」を管理する
- ※ここのゾーンに、各ドメインの“公式ネームサーバ”が登録されます。
- ※TLD(トップレベルドメイン): ドメインのうち「.」(ピリオド)の後に続く文字列
- (3) レジストラ(販売窓口)
- 利用者が契約し、利用料を支払う「販売会社」
- ※例: お名前.com、ムームードメイン、Google Domains など
- (4) レジストラント(利用者)
- 私たち、ドメインの登録者(契約者)
- 実際は「所有」ではなく、登録(利用)権を一定期間保持することになる
3. 独自ドメインにはどんな種類があるの?
ドメインはTLDの種類によって、以下のように分類されています。
- (1) gTLD
- .com、.net、.orgなど初期から利用されていた一般向けのドメイン
- (2) 新gTLD
- .blog、.shop、.devなどテーマ性のある一般向けのドメイン
- (3) ccTLD
- .jp(日本)、.us(アメリカ)、.cn(中国)など国別のドメイン
- ※.co.jpや.ne.jpなど「属性型JPドメイン」は要件(企業・団体等)がある一方、一般的な.jpは日本に住所があれば個人でも登録可能です。
なお、ドメインの利用料はTLDによって大きく異なります。
ドメインについての前提知識は以上です。かなり簡略化した内容にはなっていますが、基本的に「ドメインが何か」・「ドメインは誰とどのように契約するか」・「ドメインにどのような種類があるか」の3点を押さえておけば、登録・利用する上で問題ないかと思います。
1️⃣ドメインの取得方法
それでは本題1つ目、独自ドメインの取得(契約)方法についてです。
まずドメインを提供してくれているレジストラにはそれぞれ特徴があり、例えば日本企業のGMOグループが運営している2大レジストラサイトのうち、「お名前.com」は初年度の利用料が安く初回登録キャンペーンを多く実施するなど特に短期間の利用に向いており、ムームードメインではドメイン契約の更新料が安く長期にわたり利用するのに向いているといった傾向にあります。ニーズや状況に合わせてレジストラを選ぶのが、お得にドメインを利用する鍵になるのではないでしょうか。
なお本記事ではLUCA自身が現在利用している「ムームードメイン」でのドメイン取得方法を解説していますが、他のレジストラでも大まかな流れは大きく変わらないかと思います。
■ムームードメインでのドメイン取得方法
- (1) ブラウザでムームードメイン公式ページにアクセスする
- (2) 上部ナビゲーションエリアの検索ボックスに希望の文字列(TLDより前)を入力し、利用可能なドメインを検索する
- (3) 「.com」、「.net」、「.jp」など複数の候補とその空き状況が表示されたら、「取得可能」と表示されているドメインの中から登録したいものを選ぶ
- (4) 希望するドメインを選んで「カートに追加」ボタンを押下する
- (5) 初めての利用であれば「新規ユーザー登録」を選択してメールアドレス・パスワードなどの入力へ進み、既にアカウントがある場合には「ログイン」を選択する
- (6) 契約年数・オプションを選択して進む
※初めて利用する場合や個人利用に限る場合には個人情報保護のため、「WHOIS公開情報代行(無料)」を有効にすることをお勧めします。 - (7) クレジットカード(自動更新可)、コンビニ払い、銀行振込、PayPal等の中から希望する支払い方法を選択する
- (8) ドメイン名、契約年数、料金、WHOIS代行等申し込み情報を確認し、間違いがなければ「取得」ボタンを押下する
- (9) 選択した方法で支払いを完了する
※支払い完了後、正式にドメインの所有者となり、各種サービスでの利用が可能となります。 - (10) 登録完了のメールが届き、マイページでも契約済みドメインに反映される
- (11) Lolipop!レンタルサーバや他社サービスと連携させる場合には、必要に応じてナビゲーションメニューからネームサーバの設定へ移動し各種情報を入力する
※詳しくは後述しますが、ムームーメール等同サイト内のサービスや「Lolipop!」など同じ企業が提供しているサービスを利用する場合、詳細情報の入力が不要な「ムームーDNS」を設定することができます。
ドメインの取得方法は以上です。因みに短い文字列や意味のある単語等は人気が高いため、固有名詞等でドメイン検索することをお勧めします。
2️⃣取得したドメインの使い方
続いては本題2つ目、契約したドメインの使い道について簡単にご紹介していきます。
なおドメインのレジストラに合わせ、本項でも連携が容易なGMO社製サービスを中心に取り上げています。
🅰️メールアドレスで使う
それでは設定が簡単なメールアドレスの作成から。以下、ムームードメインで取得したドメイン向けに提供されている低価格ドメインメールサービス「ムームーメール」の登録方法です。
なお次項でご紹介するレンタルサーバ、「Lolipop!」を利用する場合には無料でメールアドレス作成オプションも提供されているため、そちらを利用される場合にはムームーメールを重複契約しないよう注意しましょう。
※利用前に、契約中ドメインのネームサーバ設定が「ムームーDNS」(デフォルト設定)になっていることをご確認ください。
- (1) ムームードメインにログイン後、ムームーメールの登録画面へアクセスする
- (2) 支払い方法・契約年数を設定し、利用規約に同意してから「お支払いへ」を押下する
※利用料金は年額¥2,350(税込み)です。 - (3) 画面の指示に従って支払いを完了後、上部ナビゲーションから「ムームーメール」↠「メールアドレス一覧」へ進み管理画面へアクセスする
- (4) 「メールアドレス作成」または「新規作成」を選択し、遷移した先のページで「@より前の文字列」、「使用するドメイン」、「メールパスワード」等必要な情報を登録し「作成」を押下する
- (5) 「メールアドレス一覧」へ戻り正しくアドレスが作成されていることを確認する
ムームーメールへの登録・メールアドレスの作成手順は以上です。なおムームーメールの管理画面からウェブメーラーにアクセスできる他、管理画面に記載されている受信サーバー・送信サーバーの情報を使ってOutlook、Thunderbird、iOS/iPadOSメール等各種メールアプリ・ソフトで利用することも可能です。
🅱️ホームページのURLで使う
次はホームページやブログ、ネットショップ等様々なウェブサイトを作成・公開することができる他、メールアドレスやメーリングリストまで自由に作ることができるレンタルサーバでの使い方です。
なおこちらもムームードメインとの連携が容易なGMO製のサービス、「Lolipop!」を例にご紹介します。
- (1) ブラウザで「ロリポップ! お申込みページ」を開き、「10日間無料でお試し」からアカウント登録を始める
- (2) 画面の指示に沿ってプラン・初期ドメイン(xxxx.lolipop.jpなど)・パスワードを設定し、契約者情報を入力する
- (3) SMS認証を行い、申込完了メールが届いたらアカウント登録完了
- (4) 申し込み後、ユーザ専用ページへログインする
- (5) ページ左のメニューから「独自ドメイン設定」を選び、遷移先のページで更に「独自ドメイン設定」リンクを選択する
- (6) 独自ドメインを入力後、公開フォルダ(ブラウザからドメインにアクセスした際最初に表示されるフォルダ、サーバ全体を設定したい場合には「/」を設定)を指定して「設定」を押下する
- (7) ドメインのDNSがムームーDNSになっている場合、画面の案内に従ってムームーID/パスワードで「ネームサーバー認証」を行う
- (8) 続いてムームードメインのコントロールパネルにログインし、「ドメイン操作」内「ムームーDNS」を選択する
- (9) 遷移先のページで設定したいドメインを選択し、続いて表示されたページでドメイン・各サブドメイン直下にある「ロリポップ!」のチェックボックスを全て選択し「セットアップ情報変更」から情報を保存する
- (10) DNSが反映されるまで24~72時間待つ
上記の手順を完了したら、あとはブラウザから「http://ドメイン名」へアクセスすることで設定したフォルダ内のindex.htmlが表示されるはずです。
なおSSL(https接続するための証明書導入)やメールアドレスの設定などもありますが、記事の内容が複雑になってしまいそうなので今回は省略したいと思います。
3️⃣まとめ
さて、今回はやや難しい内容になってしまいましたが、独自ドメインを取得してからメールアドレス・ホームページのURLで活用するまでのステップをご紹介しました。
最初の登録・設定は少し面倒かもしれませんが、印象的で覚えやすいアドレス・URLには欠かせない要素なので、ご興味のある方は挑戦してみては如何でしょうか。