複数サービスの連携も楽々♪
~SNS一括管理の老舗アプリ2種類をご紹介~
それぞれに特色・用途が異なる、数々のSNS...最近では複数のサービスを使い分けている方も少なくないのではないでしょうか。管理人のLUCA自身、X(Twitter)×2、Bluesky×2、FaceBook、Instagram、Mixi2等数多くのアカウントを運用しています。
ただ、使うサービスが増えるほど投稿を管理するのは大変になってしまうもので、特に同じ内容を各アプリ/サイトで投稿しなおすのはストレスにもなってしまいます。
そんな時に活用できる、複数サービス/アカウントに対応したSNSの一括管理アプリがあるのをご存じでしょうか。今回はそんなSNS管理アプリの中でも投稿自動化に対応しており、比較的使いやすい老舗アプリを2つピックアップしてご紹介したいと思います。
▶️今回ご紹介しているアプリ・サービスには一部読み上げに対応していないボタンなどが含まれていますが、記事中でご説明している基本機能については問題なくスクリーンリーダーでそうさできることを確認しています。
App1: IFTTT
先にご紹介するのは、なんと2010年から15年も続いている老舗自動化サービス、「IFTTT」です。因みにIFTTTとは「If This Then That」(もしこうならこう)の略で、その名の通り様々なSNSアカウントについて条件を設定して自動化を実現することができるようになっています。
まずはアプリの基本情報からどうぞ。
- サービス/アプリ名
- 「IFTTT」
- ウェブサイト/ダウンロードリンク
- ・ウェブサイト: https://ifttt.com/
- ・iOS/iPadOS用アプリ: AppStoreからダウンロード
- ・Android用アプリ: Google Playからダウンロード
- 開発者
- IFTTTチーム
- 対応サービス数
- 1000種類以上(2024年12月時点)
- 価格・プラン
- ・無料プラン: 自動化アップレット2つまで、利用サービス制限、自動化機能1アクションまで
- ・Proプラン: 月額$2.49または年額$29.88。アップレット20個まで、各種サービス連携1アカウントまで、高速実行対応、カスタマーサービス有り
- ・Pro Plusプラン: 月額$8.49または年額$101.88。アップレット数/アカウント数無制限、AIサービス対応、優先カスタマーサービス有り
アプリ情報については以上となります。続いてはIFTTTの特徴と使い方についてご紹介していきたいと思います。
📶特徴
IFTTTの最大の特徴は、なんといっても対応サービスの豊富さと自動化に関わる自由度の高さです。
IFTTTではSNSに限らず、各種クラウド・メール・カレンダー・Webhook・スマートホーム等サービスのアカウントをシームレスに連携し、容易に自動化することができるようになっているんです。
名前の元になっている「If This Then That」という言葉の通り、If This(条件となるサービス/挙動)とThen That(結果引き起こされる動作)を指定するだけで、数えきれないほどの連携パターンを実現でき、また自らアップレットを作ることが苦手な方でも使いやすいよう、サービスごとにそのまま使えるテンプレートが数多く用意されています。
残念ながら現在では機能の大部分が有料となってしまっていますが、本来であればサービスごとに設定・連携しなければならないAPIも全て自動的に管理してくれるので、非常に利便性の高いサービスとなっています。
📶使い方
IFTTTの使い方については、iPhone版アプリを例にご説明したいと思います。他のプラットフォームでも設定方法は概ね同じですので、お使いの環境に応じてご利用ください。
- 1. サインアップ/ログイン
- (1) アプリの初回起動時にはログインを求められます。Apple/FaceBook/Googleなどの外部サービスによる連携、またはメールアドレスによるログインを選んで先に進みます。
- (2) なおメールアドレス登録によるサインアップを行うためのリンクは用意されていませんので、まだサインアップしていない方はこちらのページからアカウントを作成するか、各種外部サービスを利用しましょう。
- (3) 無事ログインが完了すると、アップレットの一覧画面が表示されます。
- 2. アップレットの作成
- (1) 自ら自動化機能、アップレットを作りたい場合にはまずタブバー中央の「作成する」ボタンを選択します。
- (2) 作成画面が開くとトリガーを登録するための「If this」というボタンと、アクションを登録するための「Then that」というボタンが表示されます。前者は自動化の引き金となるサービス/動作、公社には結果的に発火するサービス/動作を登録しましょう。
- ※例: IF⇒Twitterに特定のハッシュタグ付きのポストが投稿された、Then⇒同じ投稿をFaceBookページに投稿する
- (3) なお初めて利用するサービスを選択した場合、動作を選択する前にアカウント連携を求められます。画面の指示に随ってログイン・連携を行いましょう。
- ※無料版ではX(Twitter)等一部使えないサービスがある他、アクションの重複登録も認められていません。ご注意ください。
- (4) また有料版に登録している場合に限り、作成画面上部のタブから「AI」を選ぶことで直接プロンプト(指示)を入力し、最も適したIfとThenを入力させることも可能です。
- (5) IfとThenの設定が終わったら、画面下部の「続ける」ボタンを押下してください。最後にアップレット名などを入力して「終了」ボタンを選択すれば、アップレットの完成です。
- 3. テンプレートの使用
- (1) 自らアップレットを作成しなくても、既存のテンプレートを保存・利用することができます。まずはタブバーから「見る」ボタンを選び、テンプレートの一覧画面を表示させましょう。
- (2) おすすめ・登録済みサービス・検索フォーム等から追加したいアップレットを見つけたら、詳細画面を開いて内容を確認します。
- (3) 自ら保存・利用したいと思った場合には画面中央の「この接続はこれまで有効にされたことがありません」を選択して該当のアップレットをアカウントに追加します。
IFTTTの使い方については以上です。各種SNS間に限らず、カレンダーアプリ⇒SNS、SNS⇒クラウドストレージというように様々なシーンで活用できるので、ぜひお試しください。
※基本的な操作方法については上記にてご説明していますが、より詳しい利用・応用方法にを知りたい方はヘルプ記事などをご参照ください。
App2: Buffer
続いてご紹介するのはIFTTTとは違い、シンプルにSNSの同時投稿・予約/自動送信に特化したサービス、「Buffer」です。
Bufferも2010年から15年間多くのユーザに愛用されている老舗アプリの1つで、個人利用から商用利用まで幅広く対応できるサービスとなっています。
- サービス/アプリ名
- 「Buffer」
- ウェブサイト/ダウンロードリンク
- ・ウェブサイト: https://buffer.com/
- ・iOS/iPadOS用アプリ: AppStoreからダウンロード
- ・Android用アプリ: Google Playからダウンロード
- 開発者
- Bufferチーム
- 対応サービス数
- 11種類(2025年3月現在)
- 価格・プラン
- ・無料プラン: 接続できるSNSアカウント3つまで、予約投稿登録数同時に10件まで、アイデア保存100件まで、チームメンバー1人まで、生成AI無制限、基本統計情報対応、カスタマーサポート対応
- ・Essentialsプラン: 接続できるSNSアカウント1つ追加につき月額$6.00または年額$60.00、予約投稿登録数無制限、アイデア保存無制限、チームメンバー1人まで、生成AI無制限、高度統計情報対応、SNSサポート対応、ハッシュタグ保存対応、コメントの予約投稿対応、カスタマーサポート対応
- ・Teamプラン: 接続できるSNSアカウント1つ追加につき月額$12.00または年額$120.00、予約投稿登録数無制限、アイデア保存無制限、チームメンバー無制限、生成AI無制限、高度統計情報対応、SNSサポート対応、ハッシュタグ保存対応、コメントの予約投稿対応、各種チームメンバー管理対応、カスタマーサポート対応
- 各プランに14日間の無料期間あり
📶特徴
Bufferの特徴は、なんといっても同時投稿・予約/自動投稿・生成AIによる投稿内容やアイデアの作成(ブラウザ版のみ)・Apple Intelligenceとの連携(対応端末のみ)・下書き管理といった、SNSの投稿に特化した便利なサービスの豊富さです。
一言で「自動投稿」といってもBufferでは複数の投稿について予約投稿時間・自動投稿間隔・自動投稿の順番・投稿順のランダム化等数多くの要素を自由に設定することができます。また同時投稿においても投稿先SNSによって文章・添付ファイルを微調整してから送信することができるなど、かゆいところに手が届くような設計になっています。
IFTTTと違い無料プランでも大部分の機能に対応しているという点もありがたいポイントで、課金することなく3つまでのSNSアカウントを連携させることができるようになっています。
📶使い方
Bufferの使い方についてはAI機能に限りブラウザ版、その他機能についてはiPhone用アプリを基にご説明していきたいと思います。
- 1. ログイン/サインアップ
- (1) アプリの初回起動時には、サインアップもしくはログインを求められます。画面下方に並んだボタンのうち、アカウントをお持ちでない場合には「I'm new to Buffer, let's sign up.」を、既にアカウントを作成済みの場合には「I already have an account.」を選択しましょう。
- (2) 前者を選択した 場合にはアプリ内でサインアップフォームが表示されますので、メールアドレス・パスワードを入力して「Sign up」からアカウントを作成しましょう。
なお、面倒な入力作業等はあまり多くありませんが、アカウント作成後には登録アドレス認証のためのメールが届きますので、忘れず認証手続きを行うようにしましょう。 - (3) サインアップ・ログインが完了すると、アプリのメインページへと遷移されます。SNSアカウント接続の指示が表示される場合にはその内容に従って、表示されない場合には画面左上の「Select Channel」ボタンを選択後「Add a new channel」ボタンからSNSの選択・アカウントの紐づけを実施してください。
- ※無料プランで接続できるSNSアカウントは3つまでです。上限を超えて登録してしまうと一時的に全アカウントがロックされてBufferからの投稿ができなくなってしまいますので、ご注意ください。
- 2. 投稿作成
- (1) 投稿を作成するには、まずタブバーの「Compose」ボタンを押下して投稿作成画面を呼び出します。その後、画面左上の「Select Accounts」ボタンから同時投稿したい先のSNSアカウントを全て選択しましょう。
- (2) 画面右上の「Done」」を選択し作成画面に戻ったら、続いて「What would you like to share?」と表示されているテキストフィールド内に投稿内容を入力します。
- (3) 写真・動画等を添付したい場合にはテキストフィールドの下にある「Attatch」ボタンを選択してから添付方法を選びましょう。
※なお「Unsplash」を選んだ場合には写真検索サービスUnsplashから好きな写真を、「Image Playground」(Apple Intelligence対応環境のみ)を選択した場合にはiOS純正のImage Playgroundアプリで生成したAI画像を使うことができます。 - (4) 投稿する文章・画像等が用意できたら、画面右下の「Next」から投稿方法を選びます。
なお投稿方法には「Add to Queue」(投稿待ちリストへ追加)、「Schedule Post」(予約投稿)、「Share Now」(今すぐ投稿)、「Share Next」(投稿待ちポストの次に送信)、「Customize」(投稿先SNSによって微調整を行う)、「Save as Draft」(下書きに保存)、「Schedule as Draft」(予約投稿として下書きに保存)の7種類が用意されています。 - (5) 「Share Now」を選択した場合にはその場で各SNSへ投稿が送信されますので、投稿先を確認しましょう。
その他のオプションを選択した場合には「Posts」タブや「Drafts」タブに保存されますので、次の手順に従って設定変更を行うか、投稿時間を待ちましょう。 - 3. 投稿待ちリスト・下書きの操作
- (1) 予約投稿や自動投稿(投稿待ちリスト)として保存された内容は「Posts」タブに保存されます。
保存されている投稿を長押しすることで「Move to Drafts」(下書きへ移動)、「Edit this post」(投稿内容の編集)、「Share this post now」(今すぐ送信)、「Switch to custom time」(予約送信へ切り替え)、「Change time」(予約時刻変更)、「Switch to Buffer schedule」(自動投稿へ切り替え)、「Delete」(削除)、「Copy this post」(投稿の複製)など様々な変更を加えることができるようになっています。 - (2) Posts画面で端末を振ると投稿待ちリストに保存されたポストの送信順をシャッフルすることができます。
※予約投稿はシャッフルの影響を受けません。 - (3) その他、「Settings」タブの「Misc」欄からは投稿待ちリストの全消去・整理・ランダム化といった操作を行うことができます。
- (4) 保存済みの下書きを確認するには、「Drafts」タブを開きます。画面上部のタブからは通常の下書きと認証待ちの下書き(Teamプランでチームメンバーを追加している場合にのみ有効)が表示されますので、必要に応じて切り替えましょう。
- (5) 下書きに保存された投稿を長押しすると「Edit this post」(投稿内容の編集)と「Add to Queue」(投稿待ちリストへ移動)が選べるようになっています。※「Scheduled Draft」(予約投稿の下書き)として保存された内容は予約時刻を過ぎてから投稿待ちリストに移動されると、自動的に送信される仕組みになっています。ご注意ください。
- 4. 生成AIの利用方法
- (1) ブラウザ版に限り、投稿のためのアイデアを生成することのできる「AI Assistant」を利用することができます。
まずはブラウザ版の投稿画面を開き、「Create Post」欄へ移動しましょう。 - (2) 投稿内容の入力フォーム直下にある「AI Assistant」ボタンを選択します。
※スクリーンリーダーではボタンよりも少し下の方にAI-Assistantのダイアログが開くので、ご注意ください。 - (3) ボタン選択と同時に機能説明の書かれたダイアログが表示されますので、「Next」ボタンで先へ進みます。
幾つか注意事項が表示された後、「Got it」を選択すれば準備完了です。 - (4) ダイアログ内にAIに質問・指示を送るプロンプトの入力フィールドが表示されますので、生成してほしい文章の説明を書き込みましょう。
なおウェブページの表示言語に関わらず、日本語で入力しても問題なく認識されます。 - (5) 指示を入力・送信するとテキストフィールドの下に結果と「Retry」(もう一度生成する)、「Insert」(投稿に挿入)、「Rephrase」(文章の微調整を行う)、「Shorten」(短くする)、「Expand」(より長くする)、「More Casual」(よりカジュアルに)、及び「More Formal」(よりフォーマルな表現に)というボタンが表示されます。
好みの長さ・文体に調整後、投稿内に埋め込んで送信しましょう。
Bufferの使い方については以上です。課金しなくても無料版とは思えないほど多彩な機能が用意されているので、日ごろからSNSで投稿されている方はぜひ活用してみてください。
まとめ
さて、今回は2010年から15年近く便利な機能を提供してくれている、老舗SNS管理サービスを2種類ご紹介しましたが、如何でしょうか。
対応サービス数が多く無限大の自動化機能を自ら作成できるIFTTTと、無料でも多彩な自動投稿オプションを使うことができるBuffer。
ぜひ、日々の投稿スタイルに合わせて試してみてください。