ショートカットアプリの小技
~iPhoneが振動時計になっちゃうレシピをご紹介~
本サイトでも様々な便利レシピをご紹介してきた、iOS純正のショートカットアプリ。
今回は1つだけにはなってしまいますが、そんなショートカットアプリを利用し、iPhoneを振動時計として使えるようになるレシピをご紹介したいと思います。
普段スマートウォッチや腕時計をあまり使わないという方、VoiceOverの音声を出さずに時間を確認したいという方にはお勧めですので、よければお試しください。
🟧前提・レシピ作成の経緯
本題に入る前に、まずはこのレシピを作ろうと思いいたった理由や前提について、簡単にご説明したいと思います。
まず前提として、LUCAが作りたいと考えたのは、日常的に使っているApple Watchのアクセシビリティ機能、「Tapticタイム」のiPhone版でした。
本機能ではApple Watchの画面を点けることなく、振動のパターンだけで時間を知ることができるようになっており、長い振動が10、短い振動が1を示すようになっています。例えば11:25であれば、長い振動1つ・短い振動1つ・長い振動2つ・短い振動5つという見合わせになります。
Tapticタイムは純正機能ということもあり振動の速さなど自由に設定することができるのですが、兎に角このような、振動だけで時間がわかるようなショートカットレシピを作れないかと考えたのがきっかけでした。
🟨レシピ本体・仕組みのご紹介
それでは今回作ったレシピ本体と、その仕組みについてご紹介していきます。
🟠レシピのダウンロード
レシピ本体、「Vibe Clock」 はこちらからダウンロード・追加してください。
基本的には追加設定の必要はなく、すぐに使い始められるようになっています。
🟡レシピの仕組み
Vibe Clockの仕組みは下記の通りです。それほど複雑ではない...というより仕様上あまり複雑にしようがない状況でした。
- (1) 現在時刻を12時間形式で取得し、時間と分に分割
- (2) 「○○時」の数字と同じ回数だけデバイスを振動させ、1秒待機する
- (3) 分を更に10の位・1の位に分割
- (4) 10の位の数字と同じ回数だけデバイスを振動させ、1秒待機する
- (5) 最後に1の位の数字と同じ回数だけデバイスを振動させて終了
このように、仕組みとしては単純に「○時○十○分」の「○」ごとにiPhoneを振動させているというだけのものです。
本来は振動のパターンを変えることでTapticタイムのように1と10を上手く表現したかったのですが、残念ながらショートカットアプリの「振動」アクションでは長さなどを調整することができず、単純に回数のみで表すことになりました。
とは言え24時間形式だと振動の回数が増えすぎてしまって使いづらいかと思い、午前/午後が判らずとも、12時間形式に設定してみることにしました。
🟧使い方・注意点
続いては本レシピの使い方についてです。まずは以下いずれかの方法で、容易にショートカットを呼び出せるように設定しましょう。
- 🟠背面タップに割り当てる場合
- (1) 「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」⇒「タッチ」⇒「背面タップ」へと進みます。
- (2) ショートカットを呼び出すためにデバイスの背面をタップする回数を「ダブルタップ」と「トリプルタップ」の中から選びます。
- (3) 「ショートカット」欄の下から「Vibe Clock」を探して選択します。
- 🟡アクションボタンに割り当てる場合
- (1) 「設定」アプリを開き、「アクションボタン」欄へ進みます。
- (2) 実行するアクションの中から「ショートカット」を選びます。
- (3) 「ショートカットを選択」ボタン⇒「マイショートカット」から「Vibe Clock」を選び設定しましょう。
※なお、以前にご紹介した「Lock Launcher」アプリを使えばiPhone 16シリーズのカメラコントロールに割り振ることもできますので、興味のある方はご覧いただければと覆います。
ショートカットを呼び出すための設定が完了したら、実際にVibe Clockを背面タップ/アクションボタンから実行してみましょう。
ショートカットを実行すると、振動のパターンが開始されます。この時、時間・分の1桁目・分の2桁目の間には1秒の待機時間が入りますが、短いと感じられた場合にはレシピを編集して調整してください。
少し難しいのは「1:05」と「1:50」のように分に0が入る時で、
- ・1:05⇒振動1回、2秒待機、振動5回
- ・1:50⇒振動1回、1秒待機、振動5回
というように待機時間の差でしか表現できない状況です。今後、良い改善策が見つかれば更新したいと思います。
最後に、本レシピはApple Watchでも利用可能です。TapticタイムがあるWatchで使う意味はあまりないかもしれませんが、デフォルトとは少し違う振動パターンで試すのも面白いのではないでしょうか。
レシピの使い方については以上です。ぜひお好みのトリガーを見つけて、ご利用いただければ幸いです。
🟨まとめ
さて、今回はiPhoneを振動時計として使える視覚障碍者向けの自作ショートカットレシピ、「Vibe Clock」についてご紹介しましたが、如何でしょうか。
既に告示したレシピも公開されているかもしれませんが、VoiceOverの音声を出力させることなく、静かに時間を確認することができるのでとてもお勧めなレシピです。
まだ実装が不十分なところもあるか思いますが、ぜひダウンロードして使ってみてください。